ハンドメイド系ストラト « MY楽器 上田市の楽器屋さんです

ハンドメイド系ストラト

ハンドメイド系のストラトの修理です。

カリフォルニアの工房とのことで、ボディやネックにふんだんに良い材料を使用した高級な感じのストラト。

修理の内容はジャックの交換です。

問題なくジャックをハンダ付けして、ボディに戻そうとした時、ふと異変に気づきました。そう。写真を見ていただくとわかるのですが、ネジ穴を埋めた跡があるのです。

なぜそんなことをしてあるのか疑問に思いつつジャックプレートを元に戻しアンプにつなぐと・・・

音が出ない!

そう、ジャックが導電塗料を塗ったキャビティ内に当たってショートしているのです。

よくよくザグリの内側を覗いてみると

不自然な削り跡が。どうやらギターの製作者も同じ問題に直面したらしく内部を削ることで対応したのだと思われます。さらに見てみると当たりそうな部分に黒い布が貼ってありました。

このジャックが内部に当たらないようにするには、このプレート全体を外側にずらせばよいのですが、上の写真を見ればわかるとおり、もうネジ穴にずらす余地がありません。ネジを斜めに差し込めば固定できるのですが、そんなことをしたらB級品になってしまうので製作者は接続の安定より見た目を選んでしまったのでしょう。慌ててネジ穴を埋めて、ジャックが当たる部分に細工をして対応したのだと思われます。

お客様に説明し、ネジをやや斜めに刺すことでご了解いただきました。やや見た目は悪いですが、ギターは安心して弾けるのが一番ですよね。

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