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‘ギター修理’ カテゴリーのアーカイブ

左利き用のギター

2018 年 12 月 3 日 月曜日

 

昔、とあるお客様から

「北沢さん、もし左利きの人がギターを買いにきたら、絶対左利き用のギターを売ってくださいね」

と言われました。

 

この方は完全に左利きだったのですが、ギターを買いに行ったお店で右利き用をすすめられて購入したところ全く弾けず、改めて左利き用を買った結果すぐに弾けるようになったとのことです。

自分も昔、左利きの方に右利き用をおすすめして買っていただいたことがあるのですが、このアドバイスをもらって以降は反省して、右利き用を左用に治すか、左利き用ギターを取り寄せるようにしています。

 

 

このギターも最初は弦交換のみの依頼だったのですが、よくよくお話を聞くと左利きの息子さんが弾くとのこと。ですのでナット&サドルを作り直し、弦を逆に張って左利き用に改造するご提案をいたしました。一晩考えていただいて、改造依頼のお返事をいただいたので早速ナット&サドルを作り直しました。

 

最初に弾くギターを何にするか、とっても重要ですよね。

利き手にあわせたギターはもちろん、弾きやすい弦高への調整、購入後のサポートなど、これからもしっかりやっていかなくては、と改めて思いました。

 

エレアコ修理

2018 年 9 月 13 日 木曜日

エレアコの音が出ないという修理です。

 

 

見てみると大事な部分がまんま外れてしまっています。

 

無くなった部品やケーブルはどこに?と、この穴の中を覗いてみると・・・

 

 

暗闇の中でこの人と目が合いました。

予想外の出来事に相当驚きました。。

 

 

ケーブルやジャックを引き出して接続します。

断線していました。

 

 

このジャックが曲者で・・・。ナットが奥まって入る仕様なので締めるのがとても大変です。

先曲がりペンチを差し込んで対応しました。

 

Gibson SG 調整

2018 年 8 月 27 日 月曜日

1、2フレットあたりがびびるというご相談でした。

 

 

しばらく前に一度調整したのですが、またネックが動いてしまったようです。

 

 

逆方向へ反っていたので、ややトラスロッドを戻しました。

そして低すぎたブリッジもやや上げ。

 

このギターは安定するまで1年に一度は持ってきていただいたほうが良さそうです。

すべてのSGがそういうわけではないのでやはり個体差ですね。ギター選びは難しいと言われる所以です。

 

 

こちらは別のギター。

この春に買っていただいた入門用のエレキですが、さっそくストラップのピンが抜けてしまったとのことです。

最近は入門用のギターに軽くて柔らかい素材を使用することが多いのでこのケースのご相談は多いですね。もちろん無料で修理させていただきました。

 

 

ポット交換

2018 年 8 月 6 日 月曜日

古い国産レスポールのポット修理です。

内部が基盤でしたので、慎重にとりはずしました。

 

 

こんなポット。端子が長く、ポットのカーブはD!

AやBはよく見ますがDははじめてです。

 

そしてアースを取るためにポットのカバーが加工されています。

これ、ものすごい手間ですよね・・・。通常コストを安くするための基盤ですが、逆にコストが高くつく気がします。

 

 

互換品が無いので作ります。

 

 

アースワイヤーを駆使して、どうにか取り付けできました。

ペグ交換

2018 年 7 月 21 日 土曜日

 

ようやくペグが入荷しました。日本の誇るペグメーカー、GOTOHは現在オンデマンド制ですので、在庫を持たず注文を受けてから組み立てるシステムです。このペグは注文してから1ヶ月ほど掛かりました。

 

 

早速取り付けてみました。

 

うーん、美しい(笑)

あまりの美しいゴールドの輝きに何枚も写真を撮ってしまいました。

 

このあと弦を張り、ナットの溝を切り、ネックを調整でようやく完成しました。

 

 

以前は指板が波打ち、ネックの調整やフレットすり合わせだけでは弦高の調整に限界があったのですが、思い切ってフレット交換、指板の削り(フラット化)をしたところ、どうしても解消しなかったビビリが無くなりました。

 

あとはSuhrのピックアップの個性が強すぎてトレブルが耳に痛い問題をどうするかが課題です。薄いネックやボディ材との兼ね合いもあると思いますが、もう少しトレブル弱めのピックアップを探すべきか・・・。

 

ウクレレのサドル交換

2018 年 7 月 15 日 日曜日

 

昔、当店でお買い上げいただいたケリイのウクレレです。

最近2弦がビビるということで修理にお持ちいただきました。

 

 

見てみるとネックが大きく逆反りして弦高が低くなりすぎています。

おそらく乾燥によるものと思われます。

ハワイ製の楽器ですので、長野の乾燥する気候に耐えられなかったのでしょう。ケリイは特にネックが薄いのでそのせいもあるかもしれません。

 

 

サドルを高いものに作り変えます。

 

 

ケリイは木製のサドルですが、新しく牛骨を削って作ります。

 

 

割と厚みがあるので、普段ギター用のサドルでは使用しない厚めの素材をセレクトしました。

 

 

こんな感じの仕上がりになりました。ちょっと高級感が出ましたね。