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ギターアンプのINPUTジャック交換

2018 年 7 月 3 日 火曜日

今までわりと避けてきたアンプの修理です。

 

アンプはギターとパーツも違うし電気は通ってるしでなかなか勝手がちがいます。

が、外部に修理見積もりを出すと結構な金額になってしまうのですよね。

 

 

というわけで、INPUTジャックが完全に壊れてしまったフェンダー・アンプです。

基盤をアンプから取り外し、さらにジャック部を取り外します。

 

1992年製のFender MEXICO Champion・・・ジャックの中は端子が折れ曲がりひどい状態でした。製造からかれこれ25年ですものね。

 

 

ジャックのついていた基盤。ここからジャックへと配線を這わせます。アンプ用のジャックは持ち合わせがないのでギター用のスイッチクラフトを使用しました。

 

 

こんな感じで仕上がりました。

 

 

ケーブルのジャックをしっかりとホールドしてくれます。これでまたカラッとしたフェンダーサウンドを奏で続けてくれるでしょう。

 

ネック調整

2018 年 6 月 21 日 木曜日

 

フェルナンデスのhideモデルのネック調整をしました。

 

 

ところがトラブル発生。

このレンチを差し込む部分が小さすぎてレンチが入りません。

 

 

ヤスリでレンチをガシガシ削りました。

 

 

いい感じです!

フレット交換

2018 年 6 月 21 日 木曜日

古いストラトキャスターのフレット交換をしました。

 

 

フレットを除去して接着剤で補強します。

 

 

古いギターでしたので指板が少々波打っていました。

平らにならします。

 

 

フレットを交換するとナットも合わせて制作しなくてはいけません。

ナットを外します。

 

 

ナットをを整形します。

 

 

こんな感じに仕上がりました。

 

Gibson SG 基盤

2018 年 5 月 29 日 火曜日

近年もののGibson SGのジャック交換の修理です。

開けてみて驚いたのですが、いま内部回路が基盤なんですね・・・。

 

 

基盤なのはまだ許せるんですが、問題はそのメンテナンス性の悪さ。

 

せめてジャックは基盤から独立させてほしかったところです。

なにせ一番トラブルの出やすいパーツなのですから。

 

しょうがないのでジャックについているハンダを全部吸い取ってから、慎重に外しました。

 

なぜかアクティブ(ステレオ)タイプのジャックがついていたのですが、モノラルで問題無いでしょうと判断し、在庫のスイッチクラフトを取り付けてみました。が!そこでまた問題発生です。

 

 

なんとジャック差し込み口がギターのトップに届きません・・・。

 

いろいろ探すとスイッチクラフトにはロングタイプというものがあるらしく早速手配しました。

念には念をで今度はアクティブ(ステレオ)タイプを手配。

 

 

ところが、ジャックがいざ届いてみると微妙に違うんですよね・・・。

 

上の写真がもともとついていたジャックです。

結線部が3つ、シールドプラグとの接点が2つ。

下の写真が新たに手配したジャック。

結線部が3つ、シールドプラグとの接点が2つ。

 

と同じ仕様なのですが、上のもともとついていたジャックはシールドの先端のHOT部をふたつの金具で挟み込む仕様になっているのです。

以前ご紹介したpure toneプラグに似た仕様ですね。それなら何故配線をつなぐ部分がみっつもあるの???と思いよく見ると

 

 

思い切り接触してます。

要はステレオに見せかけたモノラルジャックだったのです。ですので3つある結線部のうち1つはコールドで、残る2つのどちらに結線しても問題ないですよ、みたいな感じです。見た目に騙されてしまいました。なら最初から結線部を2つにしておいてくれよ・・・

 

 

そしてそんな仕様のプラグは市場に出回っていないのでそのままアクティブのジャックで代用しました。

HOTとCOLDの位置が合わないため見た目は悪いですがケーブルで配線です。

 

 

全部基盤にすれば確かにコストは下げられるかもしれませんが、こんな感じでメンテナンスが非常に大変になるんですよね。

最近のギブソンの倒産騒ぎもこういう配慮の無い設計も一因なのかもしれません。立て直し頑張ってもらいたいところです。

 

チューニングの不安定さ

2018 年 5 月 22 日 火曜日

ギターのチューニングがどうも安定しない、チョーキングするだけで大きくずれる・・・

といった症状の場合ペグの不具合を疑う方が多いのですが、その原因の多くはナットやサドルです。

 

 

ある国産ハイエンドエレキ。

やはりチューニングが安定せず、ギターを制作した工房にて調整してもらったらしいのですが解決しなかったそうです。

 

まずナットの溝を削りました。

弦とナットの抵抗がなるべく少なくなるよう、少しずつ調整していきます。

 

 

次はサドルです。

ストリングセイバーに交換しました。このサドルの弦の当たる部分を見て頂くとわかるのですが、非常に滑らかな曲線で処理され、いかにも抵抗が少なそうなのがわかります。

 

 

試奏していただいたところ、チューニングが非常に安定したのはもちろんテンション感が以前よりゆるくなり弾きやすくなったそうです。

サウンド面でも金属のキンキンした響きが抑えられたとのことでした。

 

シンクロナイズド・トレモロでピッチの不安定さにお困りの方、オススメです!

 

コンデンサ交換

2018 年 5 月 20 日 日曜日

 

エレキギターのボリュームポット交換のついでにコンデンサも交換してほしいとのことで承りました。

とてもしっかりしたパーツで組み上げられているギターでしたが、コンデンサだけが貧弱でした。

 

 

そこで最近マイブームなkusakusa88のこちら。古い工場から引き上げてきたというビンテージストックのフィルムコンデンサです。1,296円。

 

 

とても効きのいいコンデンサです。

トーンを絞ったときの効果はもちろんですが、演奏するときの気分も高めてくれます。